ブルガリといえば、まず初めにイメージするのは香水や腕時計ですよね。
しかし、バッグや時計も、その洗練されたデザインから高い人気を誇ります。バッグを飾り付けるひとつの要素として、自社のロゴを使用したのはブルガリが最初と言われています。
時代をリードしつづける為に、革新的なアイデアを日々商品に取り入れているのですね。
幅広いジャンルに着手しているブルガリですが、それぞれコンセプトの違いによっていくつかに分けられます。
アクセサリとしては、高級感を損なわないままに、キュートなデザインのものを多数展開しています。ビーゼロワン、アレグラ、モノロゴ、ブルガリブルガリ辺りが有名ではないのでしょうか。バッグではナッパプリセやパルメラートといったシックなデザインのものが有名です。
少し大人向けの雰囲気を持つブルガリの商品。なかでも広く知られているものと、その買取価格相場を紹介します。
香水やアクセサリが特に高い人気を誇る、ブルガリの歴史を紹介します。
設立は1884年。創業者はソティリオ・ブルガリで、イタリアのローマに店を構えました。1905年には、息子であるコンスタンティノと、ジョルジョも店を手伝い始め、コンドッティ通りに店を移しました。こちらは、現在でも本店として扱われています。
当時、アクセサリ業界では、フランスの宝飾様式が一般的でした。しかし、創業者であるソティリオ亡き後、店を継いだ彼らは新しい挑戦に踏み出します。
兄弟が着目したのはギリシャや、ローマといった古典的な文化でした。イタリアン・ルネッサンスなどを参考にデザインし、発表しました。アンティークなコインの模様をモダン・ジュエリーにとりいれた美しいコレクションは、ブルガリの象徴ともいえる出来でした。
古き良きところを残しつつ、現代風にアレンジしたこの手法は、現代のブルガリにも受け継がれています。
今でこそブルガリといえば、香水や腕時計などが特に有名です。
しかし、ブルガリが香水であるオ・パフメをリリースしたのは1993年のこと。かなり最近のことですね。これが大ヒットしたことにより、香水事業にも手を広げるようになったのです。ほのかに香るブルガリの香水は、今も世界中で愛されています。
ブルガリ・チョコレート・ジェムズとして、宝石をイメージとしたエレガントなチョコレート商品を製造しています。ワインとセットで販売されている商品が多く、やや大人向けのラインナップといえるでしょう。
レストランやカフェも経営しており、東京の銀座にはラウンジバー、チョコレートショップまでもを出店しました。アクセサリや洋服だけでなく、飲食方面にも力を入れているのです。