企業としても高い実績を誇るコーチの商品。
バッグひとつとってもマディソンやポピー、パーカーやアレクサンドラなど、多数のコレクションに分かれます。
デザインとしては、ブランド名の頭文字である「C」を組み合わせた「シグネチャー」が有名です。よりスタイリッシュかつシンプルな「オプアート」など、個性に合わせたチョイスができるのもコーチの魅力ですね。
コーチの主力アイテムとしては、やはりバッグが挙げられます。人気商品と、買取相場価格を紹介します。
コーチはもともとの販売価格が安いものが多いので、必然的に買取価格も下がってしまいます。しかし、ブランド品はデザインの良さや痛み具合で大きく買取価格が変わってくるので、一度ブランド品買取業者に相談してみることをおすすめします。
コーチのバッグは、野球のグローブの美しさと耐久性にヒントを得て作られました。10,000円~辺りの安価な価格帯の商品であっても、10年持つと言われているほど丈夫です。少しぐらい雑に扱ってしまっても安心ですね。
複数のブランド品を所持している人なら、普段はコーチ、デートなどの大切な日には保管していたもの、といった使い方もできますね。
ブランド品は、高くてなかなか手が出しづらいイメージがありますよね。しかし、コーチの商品は、一般層向けのものも数多く存在します。
価格面はもちろん、デザインにおいてもシンプルなものが多く、どんなスタイルにも合わせやすいという強みがあります。お手軽に高級感を醸し出せることがコーチ最大の魅力なのかもしれませんね。
1941年、アメリカのニューヨークに一軒の小さな皮革工房が誕生します。この工房こそが、世界的ブランドコーチの始まりだったのです。
コーチの創業者はマイルス・カーンとその妻リリアンという夫婦でした。
彼らの作りたかったのは、何世代にわたっても使える製品でした。高品質な素材探しから始めたカーン夫妻は、当時流行だった野球のグローブに注目。使えば使うほど風格がにじみ、丈夫で長く使える皮素材を取り入れようと考えました。
1960年、遂に完成したバッグを、コーチブランド第1号としてリリース。シンプルながらも丈夫なところが人々に高く評価されました。
知的でハイセンスなシグネチャーデザインをあしらったバゲット・バッグや、しなやかなさわり心地と、使えば使うほど味が出るダッフル・サックなどのヒット作を次々と生み出し、ブランドとしての成長を続けていきました。
多くの有名ブランドが創業者の名前をそのままブランド名にしていた中、コーチは創業者の名前を使っていません。名前の由来は公式でも発表されておらず、様々な説が飛び交っています。
その中でも特に有力なのは、馬車(coach)から取ったという説。丈夫な商品を目指した夫妻は、大切なものを運ぶ馬車をイメージしていたのではないか?と言われています。